Google Search Consoleにサイトを登録しようとすると、「HTMLタグ」の画面で手が止まる方が多いようです。
タグをどこに設置すればよいか、なぜ「確認できませんでした」と表示されるのか、確認が終わったらタグを削除しても良いのか、という点は共通の疑問です。
これらは多くのサイト管理者が最初に躓きやすいポイントです。手順を把握すれば、作業が格段に楽になると感じます。
この記事では、Google公式ヘルプを参考に、メタタグで所有権を確認する手順や設置場所、認証に失敗した際のチェックポイントを順にまとめます。
本文を読み終える頃には、サイト上でスムーズに確認作業を完了し、サーチコンソール上でサイトの状態を把握できるようになるでしょう。
メタタグはホームページの<head>内に貼り、公開後に「確認」を押せば完了します
サーチコンソールのメタタグによる確認方法は、Googleが発行したタグをホームページの<head>内に設置し、公開ページへの反映を確かめてから「確認」をクリックするという流れです。
タグは以下のような形で記述します。
<meta name="google-site-verification" content="Googleが発行した固有の値">
手順は次の6ステップです。
- サーチコンソールにログインし、プロパティを追加します。
- 「URLプレフィックス」を選び、確認したいサイトのURLを入力します。
- 所有権の確認方法から「HTMLタグ」を選び、表示されたタグをコピーします。
- タグをホームページの<head>内に追加し、保存・公開します。
- 公開ページのソースで「google-site-verification」を検索し、反映されたことを確かめます。
- サーチコンソールに戻り、「確認」をクリックします。
重要なポイントは、HTMLタグでの確認はURLプレフィックスプロパティでのみ行えること、認証が完了した後もタグを削除すべきでないという2点です。この点に注意すれば、後々のトラブルを防げますね。
メタタグの確認で失敗しやすい原因は「範囲」「場所」「値」「公開状態」です
作業自体はシンプルですが、失敗するケースは意外とあります。
Google の公式ヘルプや各サービスのサポート情報を参照すると、主な原因は大体4つに分類できます。実際に手順を見直すと、意外に見落としがちだと感じます。
URL プレフィックスとドメイン プロパティでは、所有権の確認手順が異なります
サーチコンソールでは、プロパティとして「ドメイン」と「URLプレフィックス」の2つが用意されています。
ドメインプロパティを確認するには、DNSレコードを用いる必要があります
ドメイン プロパティは、サブドメインや HTTP と HTTPS の違いも含め、ドメイン全体を一括で管理できます。
ただし、所有権を確認する際は DNS レコードの設定が必須で、HTML タグだけでは確認できません。
メタタグで所有権を確認したい場合は、まず「URLプレフィックス」を選択しなければなりません。
URL プレフィックスは、指定した URL の範囲に限定されます
URL プレフィックスは、入力した URL のプロトコルやホスト名で範囲が決まります。
例えば「https://example.com/」と「https://www.example.com/」は、別々のプロパティとして扱われることがあります。
実際にブラウザに表示されている URL と、サーチコンソールに登録した URL が一致しているか確認することが重要です。
タグはホームページの head 部分に設置しなければなりません
Google は、プロパティの URL にアクセスした際、ログインしていないユーザーが見るページ上のタグをチェックします。
そのため、以下のような箇所に貼り付けると、Google がタグを検出できないことがあります。
- ブログ記事や固定ページの本文の中
- <body>内のウィジェットやフッター
- ログインしないと見られないページや非公開ページ
- トップページ以外の下層ページ
テーマやテンプレートの head 部分、あるいは CMS が提供する「サイト認証」「SEO設定」欄に入力するのが確実な方法です。
タグの内容は一文字も変更せずに貼り付けます
Google Search Central でも、google-site-verification タグの属性値は正確に保つ必要があると述べられています。
特にcontent 属性の値が欠けたり余分な文字が混入したりすると、確認に失敗します。
手入力は避け、サーチコンソール画面に表示されたタグをそのままコピーして貼り付けることを推奨します。
コピーするときは、引用符が全角になっていないか、末尾が切れていないかも確認すると安心です。
保存したはずでも、公開ページにタグが反映されていないケースがあります
管理画面で保存したつもりでも、公開ページにタグがまだ表示されていないことがあります。
考えられる原因は以下のとおりです。
- 下書き保存のまま公開していない
- キャッシュ系プラグインやCDNが古いページを表示している
- 編集したテーマが、実際に有効なテーマではない
- 入力欄を誤って別の項目に貼り付けている
そのため、「確認」をクリックする前に、公開ページのソースでタグの有無を確認する手順が重要です。
ブラウザでサイトを開き、ページのソースを表示して「google-site-verification」で検索すれば、反映されているかどうかをすぐに判断できます。
確認は一度だけでなく、定期的に再チェックされます
見落としがちなのは、確認後の取り扱いです。
Google の公式ヘルプによれば、Google は確認トークンが残っているかを定期的にチェックしています。
タグを削除すると、所有権が確認できない状態に戻ることがあります。
テーマ変更やプラグイン整理、サイトリニューアルの際にタグが消えるケースも想定されます。
作業の前後に、タグが残っているか確認する習慣を持つと安心です。
状況ごとに確認すべきメタタグの手順
以下では、典型的なケースを取り上げて、具体的な手順をご案内します。
ご自分の環境に合うものを参考にしてください。
HTMLやテーマを自分で編集できるサイトの場合
独自に構築したサイトや、テーマファイルを直接編集できる WordPress サイトでは、head 部分にメタタグを追加します。
実装例
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="google-site-verification" content="Googleが発行した固有の値">
<title>サイト名</title>
</head>
head の閉じタグより前に入れれば、位置は前後しても支障はありません。
テーマファイルを直接編集する場合は、テーマの更新で変更が上書きされる可能性があるため、子テーマやテーマが提供するヘッダー挿入欄を利用するのが安全です。
WordPress.com や Wix などのサービスを利用する場合
WordPress.com や Wix といったホスティングサービスでは、HTML を直接触らずに、管理画面のサイト認証や SEO 設定欄にメタタグ、あるいは指定された文字列を入力する手順が案内されています。
入力時の留意点
サービスによっては、タグ全体を貼り付ける方式と、content 属性の値だけを入力する方式があります。
どちらが求められているかは、各サービスのサポート情報で確認すると良いでしょう。
また、管理画面の名称や手順はプランや仕様の変更で変わることがあるため、最新の公式案内を参照するのが確実です。設定画面を見ながら操作すると、手順がスムーズに頭に入ります。
「確認できませんでした」と表示された場合の対処
確認が失敗した際には、無闇に再実行するのではなく、以下の順序で原因を切り分けると効率的です。
- 公開ページのソースにタグがあるかを確かめます。見つからなければ、保存・公開やキャッシュの状況を見直します。
- タグがある場合は、<head>内にあるかを確かめます。本文や<body>内なら設置場所を移します。
- 場所が正しければ、content属性の値がサーチコンソールの表示と一致しているかを照合します。
- 最後に、入力したURLが実際のURL(https・wwwの有無など)と一致しているかを確かめます。
多くの場合、いずれかの手順で原因が判明するはずです。
同じタグを何度も貼り直して二重に設置すると混乱の元になるため、不要な古いタグは整理しておくと便利です。
サブドメインや http・https も一括で管理したい場合
「www付き・なし」や「サブドメイン」を含めて単一のプロパティで管理したい場合は、ドメインプロパティを選択します。
この選択肢ではメタタグではなく DNS レコードでの所有権確認が必要です。
ドメイン管理画面にアクセスできるかどうかで、どちらのプロパティを選ぶか判断すると良いでしょう。
確認完了後、記事を検索結果に掲載する段階
所有権の確認が完了すれば、サーチコンソールでインデックスの状態や検索パフォーマンスを確認できるようになります。
URL 検査ツールから「インデックス登録をリクエスト」を送信することも可能です。
一方で、記事の数が増えてくると、1件ずつリクエストを送る作業が負担になる場合もあります。
そのような場面では、このブログを運営しているインデックスドライブのように、公開中のページのURLを1行に1つ貼ってまとめて送り、インデックス登録を後押しできるサービスを選択肢に加える方法もあります。
Search ConsoleやAPIの登録は不要なため、サーチコンソールの確認作業とは別に、手軽に併用できる点が特徴です。
メタタグの確認は「正しい範囲・正しい場所・正しい値」に沿って行うことが重要です
ここでは、サーチコンソールでメタタグを用いた所有権確認手順を改めてまとめます。
- HTMLタグでの確認はURLプレフィックスプロパティで行います。ドメインプロパティはDNSレコードが必要です。
- タグはホームページの<head>内に、ログインせずに見られる状態で設置します。
- Googleが発行したタグは値を変えずにそのまま貼り付けます。
- 「確認」を押す前に、公開ページのソースでgoogle-site-verificationを検索します。
- 失敗したら、場所・値・公開状態・URLの順に点検します。
- Googleは定期的に再確認するため、認証後もタグは削除せずに残しておきます。
これらのポイントを抑えておけば、ほとんどの場合において所有権確認を円滑に進められるでしょう。手順を実際に試すと、思ったより手軽さに驚かされます。
サーチコンソールの設定が完了したら、いよいよ記事を検索結果に届けるステップです
メタタグを確認することは、データを活用したサイト運営を始める第一歩となります。
今回の手順に従い、ゆっくりと確認作業を終えてみてください。
そのうえで、公開した記事がなかなかインデックス登録されない、リクエストを1件ずつ送るのが大変だと感じたときは、URLを送るだけで登録を後押しできるインデックスドライブも検討してみてはいかがでしょうか。
確認が終わったら、次は記事を検索エンジンに届ける段階です。
インデックスドライブは、公開したページの URL を入力するだけで検索エンジンへのインデックス登録を促すサービスです。Search Console や API の設定は必要なく、URL を1行に1つずつ貼り付けてまとめて送信できるため、記事数が増えるサイトでも登録作業の手間を大幅に減らすことができます。実際に利用すると、面倒な手順が省かれ、作業が格段に楽になるのを感じられます。
※初めて利用する方は、カード情報の登録が必要ですが、7日間は無料でお試しいただけます(8日目以降は月額料金が発生します)。インデックス登録は検索エンジンの判断に委ねられるため、登録の可否や完了までの時間を保証するものではありません。